前回は、そもそもの原因は何なのか?
についてお話しましたが、
今回はそもそもの原因のもう一つ前のお話をしていきます。
職場や、チームメイトなど全く同じ仕事、同じ練習をしているのに、
腰痛に坐骨神経痛
なぜ自分だけ。。。((+_+))
痛みが「出る人と出ない人」
いったい何が違うのでしょうか?
①柔軟性不足
腰痛になる原因の一つは身体の柔軟性が不足していることです。
前かがみになったり、遠くの物を取ろうとして腰を伸ばしたりする時に、腰部の筋肉が柔軟に伸び縮みできなければ肉離れを起こしてしまいます。
また同じ前かがみになる動作においては、腰と同時に股関節も曲がるのが自然な動作ですが、お尻や太ももの筋肉が硬く柔軟性が低下していると、股関節の動きが悪くなるため腰への負担が増えることになります。
よって、腰部と共に股関節を中心に身体全体の柔軟性を高めることが必要になります。
②筋力不足
背面の背筋、前面の腹筋によって体幹部を支えることが非常に重要になります。
基本的に背筋は体幹を後屈させる働きを、腹筋は体幹を前屈させる働きをしていますが、腰部を安定して動かしたい方向に動かすために背筋と腹筋が協調しながら脊柱をうまく支えるように働いています。
腹筋と背筋のバランスが崩れると、腰部の一部に負担が集中してしまい腰部の関節を傷めたりすることに繋がってしまいます。
そして最も大きく違うのが、
「腰に負担の大きい身体の使い方をしているからです。」
同じ柔軟性や・同じ筋力の方でも
腰に負担の少ない動作を身につけている方と、
そうでない方では、身体の使い方に大きな違いがあります。
「それは下半身です」
同じ動作でも大切なのは
下半身をうまく使えているかどうかです。
股関節や膝関節をしっかり動かすのと、
それらがあまり動かず腰部ばかりが動くのとでは、
腰にかかる負担に大きく差が生じてしまいます。
ストレッチや筋力トレーニングも大切ですが、
身体の使い方を身に着けることが何より大切なのです。
当院では治療と併せて、身体の使い方の指導をおこないます。
腰痛・坐骨神経痛でお悩みの方は、是非一度「えのもと希幸整体」にご相談ください。